今日は原宿のジャルダン・ド・ルセーヌで「水曜日オペラコンサート」というのがあり、大学時代の先輩と聞きに行ってまいりました。
竹下通りから一本入っただけなのに、その喧騒を忘れさせるような、落ち着いた雰囲気の洋館。中に飾られている調度品にも重厚感があり、こういう音楽会を聞くのにぴったりの場所でした。
東京といえども、生の声楽やオペラを聞きながらゆっくり食事ができるレストランは限られているので、貴重だなと思います。それは歌うほうにとっても、聴くほうにとっても。
私が都内に豪邸を持ってたら、改造して作るんだけどな~(ただの妄想)
コンサートは30分×2回のソロ・コンサートで、今日歌われたのは藤原歌劇団で活躍中のバリトン、大石さんでした。こういう経験豊富な方のコンサートというのは単純に「楽しい」というだけでなく、歌をやっている者にとっては「勉強になる」のです。
・・・どういうプログラム構成にしているのか、間のトークはどんなことをしゃべっているのか、お客様を盛り上げるためにはどうしているか・・・等々。もちろん、歌は個性の仕事なので、真似してできるものじゃないところもあるのですが・・・。すごいなぁとリスペクトしつつ、仮に自分だったら、こういう時どうするかを考えてみたりして。
まずその前に、いろんなコンサートに対応できるようにさらにレパートリー増やさないとな~、と思いながら、帰途についた夜でした。