現代音楽の個展に向けて

服部和彦作曲個展2016

昨晩は、きたる9月19日に「服部和彦作曲個展」で演奏する、「イリスの風」の初練習がありました。

今回は無伴奏六重唱(女声4人、男声2人)です。

 

無伴奏・・・で、六重唱・・・!

初練習はドキドキするものですが、最初は手探りだった音楽が2時間くらいの間にだんだんまとまっていく様子は、感動的ですらあります。

 

服部先生の作品は、不思議な和音が独特の世界観を構成しています。歌っていると、なんだか宇宙に浮かんでいるような気持ちになり、とても幻想的。

 

うちに戻ってきて、録音を聴き直しながら、音をチェックしました。自分の課題、というか弱点を克服しないと。無伴奏で歌うのは、不協和音があったりすると難しいのですが、それも現代音楽の面白さのひとつです。人間の声ならではの表現で、作品の魅力を伝えていければ良いな、といつも思っています。