一週間ほど前になりますが、四国からの帰り道、京都で途中下車しました。
この時期の京都は、紅葉はもちろんのこと、美術館や寺院の特別公開など、見どころが満載!
・・・なのですが、なんせ数時間しか滞在できないスケジュールだったということもありまして・・・以前からの憧れの地、貴船神社に行ってみることにしました。
・・・もしかして駅から遠かった?(汗)
まず、京都駅に直結している伊勢丹の上で「ゆばうどん」を食べて腹ごしらえ。
京都感が高まってきました。
ガイドブックの類は持っていなかったので、観光案内所の人に行き方を聞きました。
「この時間からだとゆっくりできないですよ?」というアドバイスを振り切り、電車を乗り継ぐこと1時間強。
貴船口に着きました!
バスは少し待つだろうと言われていたのですが、タイミング良くすぐに来てくれました。
貴船で降りた瞬間、ひんやりと肌に感じる、この晩秋の澄んだ空気!
山の中まで来たんだなぁとしみじみと感動。
登りの道を踏みしめながら、本宮へ。比較的新しい感じのする神社です。
ここでは水占いをしました。何も書かれていないおみくじが平積みになっているので、その中から一枚ひいて、境内にある神様の池に浮かべると、文字が浮かび上がってくるのです。水の神様のお言葉が胸にしみました。
赤い鳥居や、足元を照らす灯篭は、とても情緒があります。さらに20分ほど歩いて奥宮へ。
入り口にはかがり火が燃えており、日もかげってきました。奥宮は静寂で、何かそこを離れがたいような不思議な場所でした。
最後に、結社を回りました。和泉式部が祈願して夫との復縁を果たした、という縁結びのご利益がある神社だそうです。妙齢の婦女子に交じって、謎のカップルも発見。
縁結びにはいろんな形があって良いのです!
ここには「天の磐船」と呼ばれる、船の形をした大きな自然石があり、見事なものでした。
あたりがだんだんと暗くなってきました。
もみじ灯篭というライトアップまで居たかったのですが、東京に戻る時間もあったので、この辺で貴船神社を後に。帰りの叡山電車では「もみじのトンネル」がライトアップされ(少しの間、電車の中は暗くなる)、車窓からもその気分を味わうことができました。
今ごろはもっと紅葉が進んでいることでしょう。