天守物語の二重唱

明後日は、新百合ヶ丘で日本語唱法研究発表会があります。

日本語唱法研究会には、私は一昨年くらいから参加し始めました。今回はオペラ『天守物語』の「富姫と亀姫の二重唱」を歌わせていただきます。日本オペラ振興会のベテランの方々にまじって歌うのは超ドキドキ。

 

天守物語といえば、原作は泉鏡花の代表作のひとつです。播州姫路城の天守閣に住まう、天守夫人富姫と妖怪たちの美しい異世界が舞台。富姫は人間の美男、図書之助と恋に落ちます。

映画になったり舞台になったりアニメになったりしていますが、オペラにもなっています!

 

オペラの中の「富姫と亀姫の二重唱」は、妖しくも美しい素敵なシーン。憧れの重唱だったのですが、思いがけず勉強する機会に恵まれました。

 

二重唱のお相手の中村さんが「参考に」と、映画のDVDを貸してくださいました。

昨晩やっと観ましたよ~。

この映画、坂東玉三郎さんが富姫、宮沢りえさんが亀姫を演じていて、玉三郎さまはしぐさといい、風格といい、絶世の美女感(しかも妖怪感)が半端ないし、宮沢りえさんの亀姫はお肌つるつるで、表情とかとても可愛い。

「はぁ~」とため息は出ましたが、どこまで参考にできるのかは不明(笑)

 

でも頑張ってみますね。

5分30秒だけ絶世の美女に挑戦します。