4月9日、「オペラ名場面コンサート」が無事に終了しました。
朝の鍵開けから始まって、夜更けの二次会まで、それはもう、くたくたになりましたが、おかげさまでとても良い公演ができたと思います。
ありがとうございました。
出演者、スタッフ、お客様、ホールの人たち、みんなに感謝したいです。
私が、「関係者全員がその日その場所に揃った時点で、8割成功と考えている」と言うと、「え~」ってよく驚かれるんですが、本当にそう思っているんだから。
今回は、オペラ1本全幕というわけでもなく、また、ハイライトというわけでもなく、部分的にストーリーを浮かび上がらせるような抜粋を集めたので、初めてのお客様にはわかりにくいのではないか、とずっと心配でした。
しかも、4本も見せるなんて多いよね、と思ったりして・・・。
しかし、そんなことは杞憂だったようで、お客様のほうがずっと気楽に、柔軟に、楽しんでくださったようです。
また、本番のテンションというのは不思議なもので、こちらもやりながら同時進行で役が理解できたりするんですよね。
終わりまして、ようやく花見をしようかという気持ちの余裕ができました(遅いけど)。
帰り道、渋谷の桜並木には道路いっぱいの花びらが敷き詰められており、その上からさらに、はらはらと舞い落ちておりました。
それを見てなぜか「拾わなきゃ」と思ったりして(笑)
「花の二重唱」で、花びらを撒いてはスズキと拾っていたもので。