大塚国際美術館は広いし、すごい

ゴールデン・ウィークは、徳島からの帰り、鳴門の大塚国際美術館に立ち寄りました。

 

ここの美術品は、すべて陶板に焼き付けたレプリカ(いわゆるニセモノ)ですが、そんじょそこらのニセモノではありません。全部実物大だし、色も精巧に複製してあるし(筆のタッチまで!)、1,000点以上!

 

うまく言えないのですが、「美術の教科書やカタログが、実物大3Dになった」という感じです。

子どもの頃、そういう妄想を抱いたことはありますが・・・。

 

まず、システィーナ・ホールに入った瞬間、そのスケールにびっくりしました。

トルコのカッパドキアの洞窟寺院なんかは、そのまま持ってきた感じだし。

よくこんなものを作ろうと思ったなぁ、とひたすら感動です。

中でも、美術館紹介の印刷物にも使われている「スクロヴェーニ礼拝堂」は、青色がとにかく綺麗で、どこかから静かに光も差し込んでいて、中にいるだけで癒されました。

また、「最後の晩餐」を復元前と復元後の2枚、同じ部屋に並べて展示したりできるのも(驚)、レプリカならでは、です。

 

複製ですから、本物が持つ独自の「エネルギー」や「圧力」のようなものは無いのかもしれませんが、世界中の有名絵画が実物大で一堂に会しているというのは、やはり圧巻です。

ここで気に入った画家の作品に出会えたら、実物を観に行きたいと思う人も多いでしょう。

 

B3~B2階で写真を撮って遊んでいたら、2階の現代美術のコーナーに来るころには、閉館時間近くになってしまいました(汗)

またリベンジしないと、ですかね~。