先日、国立新美術館の「わが永遠の魂」に行ってきました。
この展示会は意外と長くやっているので(とはいえ、5/22までです)、3月と5月の2回、観に行くことができました!
草間先生の作品は、何度観ても新しい発見がありますね~。
会場にもエネルギーが充満しており、元気と勇気がもらえました!!
入って最初のほうに、今回のテーマである「わが永遠の魂」の部屋があり(約2メートル四方のカンヴァスに、アクリル絵の具で描かれたカラフルな連作が、なんと130点!すごい量です)、色の洪水のような、めくるめくスペース。撮影可能エリアだということもあって、すっかり興奮した私は、1回目の大半の時間を、この部屋で過ごしてしまいました(汗)
最近の音声ガイドは凝っていて面白いものが多いのですが、草間彌生展では先生ご自身の解説、朗読や、歌までもが収められており、他の追随を許さないクオリティだと思いました。
借りて良かった。
屋外では、巨大なカボチャが、六本木の夜景に妖しく映えていました。
2回目に行ったときは、初期の暗めの作品や、ソフト・スカルプチャで作られたドレッサーやボート(このボートは素晴らしいですよ)なども、落ち着いて観ることができました。
小さな光が無数にきらめく中を歩くことができる「無限の鏡の間」は、いつまでもそこに居たくなるような不思議空間でした。
おなじみのモチーフの屋外展示「南瓜」もそうですが、体験型というか共存型の作品も、稀代の天才を親しみやすいものにしていると思いました。
グッズはむしろキモカワと言っても良いのに、ショップは長蛇の列。他の作家ではあまり考えられないことです。
1回目に見損ねた屋外展示「木に登った水玉2017」(外の木が、水玉模様の布でぐるぐる巻きに養生されている)もゆっくり鑑賞できました。
日本にずっと居たらここまで理解されなかったかも。