2週間ほど前、徳島に帰る途中で、京都に立ち寄りました。
この時期の京都はたぶん初めてだと思うのですが、街のあちこちの青紅葉も清々しく、その色合いに癒されました。
この日は、夜に建仁寺の特別拝観を申し込んでおりましたので、その前に昼間の様子をちょっとでも見ておこうかなと足を運んだところ、広い広い!
建仁寺は広いのです。
説明の方から、昔はもっと広い敷地だったというお話も聞きました(驚)
そして、とても静か。
観るところを一ヶ所だけに絞ることにし、ちょうど看板が出ていた両足院に入りました。
両足院の庭園ではこの時期、半夏生という植物の葉が白くなっていて、まるで白い花が咲いたかのように池のほとりを彩っていました。
「半夏生」は、暦の半夏生の時期(今年は7月2日)に花を咲かせることからそう呼ばれるという説や、葉の一部だけ白くなるのが「半化粧」のようだとする説など、いろいろあるそうです。
爽やかだけど、なんだか神秘的な光景でした。