先週末、徳島で所用を済ませた後、京都の東寺(教王護国寺)に立ち寄りました。
京都駅からも近く、便利な場所にあります。
10月28日に行ったのですが、この日から夜間の境内ライトアップがスタート!(←12月10日までだそうです)
夜間拝観は始まったばかりでしたし、台風が近づいたこともあってか、そんなに混雑していませんでした。おかげで、ゆっくりと見て回ることができました!
墨汁で濃淡をつけたような暗い空をバックに、光の衣をまとって浮かび上がる五重塔は幻想的。
雨の中でしばらく見とれておりました。
紅葉が始まったばかりの、まだ青さの残る木々とともに、五重塔は池の面にもその姿を鮮やかに写し出していました。
講堂や金堂も、夜間拝観できます。
内部の写真は撮れないので、パンフレットを写メしてみました。
実際に入ると想像以上でした。
まず仏像の大きさがすごい。
特に講堂は、この容積の中にこんなにたくさん配置しようとは普通では考えないだろう、という圧力です。
動いていないのに(動いたら怖いけど)躍動感を感じます。
立体曼荼羅というのだそうです。
金堂の中は静寂。
薬師如来、日光菩薩、月光菩薩の輝きはおごそかで、夜に見ると、また特別な空気感でした。