徳島の伯母の家で、ずっと預かってもらっていた雛人形。
伯母は、旧節句になると出してくれて、時々写真を撮って見せてくれていました。
もっと感謝すれば良かった・・・(涙)
今年は東京の家に持ってきたので、私が飾りました。
お雛様の顔をじっくりと拝見するのは、本当に何十年ぶりだろうか・・・。
全員を持ってくることはできませんでしたので(涙)、ずいぶんと悩んだあげく、内裏雛だけを残し、他のメンバーは人形供養にしました。
メンバーは解散・・・。
伯母の家を片付けたときは、まだ暑い時期でした。
急いで片付けたためか、焦っていたのか、金屏風や雪洞は処分してしまったようです。
代わりに、他のメンバーの持ち物が寂しく残っていました・・・。
今はもう、持ち主の居ない道具類。
緋毛氈は段飾り用で大きすぎるので、小さく縫い直しました。
どうにか格好がつくように飾ったら、部屋は華やぎ、心なしかお雛様も嬉しそうな気がします。
古いお雛様ですが、上品な顔立ちとちょっとアンティークな感じが好き。
「来年は、金屏風を作ろうかなあ」なんて思いながら、今年は仕舞わせていただきました。