9月2日は濃飛バスさんの定期観光バスで、「世界遺産 五箇山相倉と白川郷」コースを巡りました。
最初に向かったのは、五箇山相倉(あいのくら)です。
ここは富山県だそう。
途中の菅沼集落では、バスの中から合掌造りのお家を見て、期待が高まります。
わくわく。
そして、相倉集落では、写真や風景画でしか見たことのなかった合掌造りのお家に、ついに、入ることができました!
茅葺(かやぶき)屋根は、日本昔話に出てくるお家のよう。
囲炉裏にかかった鉄瓶から注いでくれるお茶は、なんともほんわりとして、身体に染み渡りました。
二階に上がっていくと、合掌造りの組み立てがよくわかるのですが、釘を一切使わずにこの屋根が出来上がっており、それがこの地域の気候にも合致しているのだということでした。
昔の人はすごいですよね。
相倉伝統産業館では、コキリコ節のビデオに合わせて、実際に演奏させてもらえました!
棒みたいなのが「コキリコ」、薄い板が連なったマッサージ器みたいなのが「ささら」だそうです。
音が出るものは何でも鳴らしてみたい私(笑)
「ささら」は手首のスナップをきかせることで、良い音が出るようです。
楽しい~。
次は、白川郷(岐阜県)に向かいました。
ランチは飛騨の郷土料理。朴葉味噌は必須ですね。硬めのお豆腐に乗せて食べるのが美味しかったので、自分でもやってみようかな。
天守閣展望台からは白川郷の合掌集落全体を見渡すことができ、「ここまで来られて良かったね~」と友人たちと喜び合いました。
白川郷でも合掌造りのお家をたくさん見せていただきました。
見学したお家は、昔お医者さんだったりお寺だったりと様々ですが、どのお家も屋根裏で養蚕をしていたみたい。
養蚕は大切な産業だったんですね。
着物は大切にしなきゃ。
白川八幡神社の境内にある「どぶろく祭のやかた」では、門外不出のどぶろくをいただきました。外に持ち出すことができないぶん、神様のお下がりをその場でいただいているという希少性があり、どぶろくも美味しく感じました。
合掌造りのお家をこのように保存していくのは、大変だろうなぁと思います。
高山もそうでしたが、五箇山も白川郷も外国の方が非常に多く、日本人が思う以上に有名なのでしょう。
季節を変えてまた来てみたいですね。
特に五箇山は風情があり、機会があれば泊まってみたいなと思いました。
この日はとても良いお天気になり、むしろ暑くて、日傘や帽子が手放せないぐらいの気候でした。
二日後に台風21号が来たことを考えると、奇跡のよう。
メンバーの中にいると思われる「晴れ女」に感謝!(笑)
ひとり旅も良いけれど、みんなで行く旅行も良いなぁ。