長唄の会と三味線

この日お借りした初心者用の三味線

年末からスタートした千代田区の「長唄のてほどき」ですが、先日が第5回(最終回)でした。

 

第1回~第3回は長唄の概要を知る座学。

第4回は三味線をお借りして「さくらさくら」を実際に弾いてみる体験。

第5回も三味線で「勧進帳」の一部分を練習。

 

三味線に触ったのは初めてです。

第4回と第5回の間が2週間あったため、すっかり忘却(バチの持ち方とか・・・)。

触っているうちに構造がわかってきて、少しずつ弾けるようになり、「三味線も面白いなあ」と思いました。

糸が絹糸なのも日本っぽい。

 

以前、徳島の家を大急ぎで片付けたとき、祖母の三味線を全部捨ててしまったようで、その時は後悔したのですが、今回の講義で「三味線は基本的に消耗品。メンテナンスしながら使う。古いものはかえって修理に費用がかかることがある」みたいなお話をお聞きしました。

くよくよする私の気持ちが少しラクになった。

本当に弾きたければ、手軽に始められるサークルや教室もあるみたいだし、そういう所では月1,500円とか2,000円とかで三味線のレンタルもしてくれるそうです。

 

どんな楽器も、練習時間を割かなければ上達しないので、長続きさせるために私が思うのは、

①その楽器の音そのものが好き。

②演奏スタイルが自分の好みと合っている。

③購入や修理のランニングコストが許容範囲内で、メンテナンスが苦にならない。

みたいなことかなあ。

 

歌もそうかも・・・。

私は歌だけでも手一杯で、ほかの楽器まで回らないのですが、三味線は良いなあと思いましたよ~