お彼岸には徳島に帰り、母方の祖母の50回忌の法要をしてきました。
50年近く経った今でも、こうやって供養ができるということは、むしろおめでたいことなんじゃないか。法事だけど!
一昨年、祖父母の住んでいた家も解体しましたので、その区切りということもありました。
今回はどうしても着物で法要がしたかったので、重いのを承知で持っていきました。
着物は、持つより着ていったほうがだんぜん軽いのに(笑)
万筋(細い縦縞)の江戸小紋で、遠くから見るとグレーベージュの色無地のように見えます。
帯は、母が作ってくれた喪服用の黒帯を、修理して使用。
黒の帯締めは古くなっていたので、新しいのを京都の井澤屋さんで買ってから行きました。
お寺の本堂で住職の読経を聞いていると、バタバタした日常を忘れて、とても静かな気持ちになりました。
徳島はまだ桜が咲いていなかった。
途中で雨も降って、少し寒かったけれど、とても良いお彼岸になりました。