6月23日、オペラ『フィガロの結婚』おかげさまで無事に公演できました!
関わってくださった全ての人にありがとうが言いたいです。
稽古時間が足りな~い。
モーツァルトのオペラは場面が多すぎる~。
仕上がらないんじゃないかと心配しましたが、6月2日に通し稽古の洗礼を受けてからは、全員のエネルギーが一気に加速していったような気がします。
音楽大学もオペラ研修所も出ないでやってきた私は、今回ほとんど初めて『フィガロの結婚』を全幕勉強することになりました。
これは試練なのか、それとも恩恵なのでしょうか・・・。
暗譜も、演技も、事務作業も、スケジュール管理も大変でした(汗)
最後の2週間くらいは「とにかく、本番の日に、全員が元気で揃いますように」と神様に毎日祈るような気持ちでした。
終わってみると、良い経験になり、終わってしまうのが寂しかった・・・。
あのアンサンブル漬けの日々。
今日もまだ、フィガロロスです(涙)
「伯爵夫人はとても合っている」と言われまして、頑張ってやって良かったな~としみじみ思います。
機会があれば、またやってみたいです。
「他のキャストの方たちも役柄に合っていた」とも言われまして、プロデューサー冥利(?)に尽きるなあと。
モーツァルトは苦手かな、とずっと思っていたのですが、結構好きになりました。
そういえば、子どもの頃、存命中の父と一緒に観た最初で最後のオペラが『フィガロの結婚』だったと思います。
亡き父も応援してくれていますかね。