ゆるい断捨離 家具とか編

さよならしたスーツケース

信じられないかもしれないが、実はシンプルな部屋に憧れている。
それなのに、現実の生活にはいろいろなモノが溢れている。

部屋が整理できていない人は、頭の中も整理できていないらしいので、そうだとしたら困ったものだと思う。

 

ちょうど2年前、徳島の古い家を片付けた。

何十年も親族が住んだ一軒家(+α)を空っぽにするのは、予想をはるかに超えて大変だった。

もう一回やれと言われても、できないかもしれない。

モノを通して一族の思い出と真剣に向き合った日々は貴重だったけれど。

判断がつかなかったモノは東京に送ったので、段ボールが部屋を占領している。

 

2年間、段ボールを開ける気力も無かった。

なぜか最近、ようやく片付けようかという気持ちになり、少しずつ断捨離を始めている。

陶器類の断捨離は進んだものの・・・部屋の見た目はあまり変わらない。

 

やはり大きなものを捨てないとダメだ。

モチベーションが上がらない。

そう思った私は、もともとリビングにあったダイニングテーブルや、コタツや、重いほうのスーツケースを捨てた。

無ければ無いでどうにかなるものだ。

 

このスーツケースはちょっと迷った。

一緒に海外に行ったこともある。

モロッコやトルコ、ベトナム。

写真や思い出が残っているからそれで良いとして、スーツケースとはお別れすることにした。

 

必要なものだけを残し、大切にして、生きていかねば。