先日、久々に着物を着ました。
今年は夏祭りもなければ、花火大会もない。
高校の同窓会もない。
いろいろなことが「ない」のだ。
どこへ着て行く予定もなかったのだけれど、それもなんだか悔しくて、「雪花絞り」の浴衣を仕立ててもらったのでした。
この着物は京都の藤井絞さんのもの。
インパクトのある柄なので、帯はすっきりしたもののほうが良さそう。
今回はリバーシブルの半幅帯にし、お太鼓風に結んでみました。
この半幅帯、前から見ると波のようなあっさりした柄だけど、後ろではバティックっぽい面も出して、遊んでみる。
洋服だと5分で着られるけれど、着物は準備に1時間近くはみておかないといけない。
着物はめんどくさい。
でも、面白い。
せっかくだから、無理やり予定を作って、どこかへ出かけようかと思うのである。