2020年度「国際芸術連盟音楽賞」の受賞記念コンサート、ついに明日に迫りました。
ホールで行うコンサートに出演するのは、なんと昨年12月の「第九」以来。
同時受賞のピアノの森本加奈さんと半分ずつのコンサートになります。
歌う日常からすっかり離れていた約4ヶ月間。
途中までは、もしかしたらこのコンサートも延期になるんじゃないかと油断していましたが・・・。
6月半ばになってからようやく決めたプログラムですが、初めての曲も含めて、私の大好きな曲ばかりで構成してあります。
前半はどこかに「花」が入っている曲を中心を集め、後半はプッチーニとヴェルディのオペラからアリアを歌うことにしました。
いつか「月」をテーマにした曲のコンサートもやってみたいのですよね。余談ですが。
ところで、コンサートやオペラを実現するには、数多くの試練があります。ロールプレイングゲームでいうと、経験値を上げながら、いくつもの関門をくぐり抜けて魔王の城を目指す、みたいな。
一緒にパーティを組んでいる戦友は、共演者だったり伴奏者だったりするのですが、今回は伴奏ピアニストの阿部智子さんになりました。
いつもは昼間の仕事がギリギリまであるため、急激に熱量を上げてのバタバタの本番もあるのですが、今回は自粛期間の関係もあってか、プログラムが決まってからは阿部さんと比較的ゆっくり合わせができました。
練習の過程で得るものは多く、自粛期間というのも悪いことばかりでは無かったなと思っています。
しかし、お客様にどこまで声をかけるのかは大変迷いました。
結果として、あまり宣伝できなかったかな・・・。
今はただでさえ「新型コロナ」という大きな障壁があるのに、その他にも気を配らなければならないことが数多くあり、さらに数日前からは「台風」まで加わるという・・・。
ホントに明日コンサートは出来るのでしょうか。
舞台に出て行ったら、私はどんな気持ちになるのだろう。