少し前の話になりますが、着付け教室のセミナーで、「着物のパーソナルカラー診断」をしていただきました。
半襟や基本となるピンク色の他、正絹のドレープ32色を次々と肩にあてていって、似合う色を知るグループワークです。参加者は6名でした。
大学卒業時に作ってもらった色無地の着物、そのうち染め替えたいと思っているのですが、どんな色にしたら良いんだろうかと迷う。それが参加のきっかけです。
アースカラーや濃い色は洋服だと素敵ですが、着物は面積が広いですから、重たくなってしまうような気もする・・・。
着物のパーソナルカラー診断では、最初に半襟をあてるのですが、青味がかった真っ白の半襟よりも、私の場合、少しオフホワイトの半襟のほうが顔映りは良いみたいでした。
基本となるピンクも4種類あててみたのですが、イエローベースの2色がキレイでした。
そういえば、卒業式の色無地もサーモンピンクの柔らかい色で、似合う色の範疇には入っていたわけですね・・・。
あの時はあの時で、若い娘らしいそれなりに似合う色だったのだな~、としみじみ思い、作ってくれた母に感謝。
その後、着物を着ないまま私がどんどんトシを取ってしまい、着られなくなっただけなのでした(涙)
ところで、パーソナルカラーには大きくわけて、スプリング、オータムのイエローベースと、サマー、ウィンターのブルーベースの4つがあります。
その人がどこに属するか、またどの色がどこに入るかはだいたい決まっているようですが、流派(?)もあるようで、洋服と着物でも少し違うような気がしました。
6人診断していくと、皆似合う色が違っていて、その診断を見ているのも楽しかった。
女子はこういうの好きだと思う。
先生と確認しながら、私の似合う色をピックアップしてもらったのが、写真の通り。
着物にありそうな32色の中から選んだので、この他にも似合う色はあるそうです~。
思ったより明るい色や薄い色も含まれていて、意外でした。
洋服だと挑戦しないだろう色も含まれている。
着物だといけるかも。
着物はむしろドレスに近いかもしれない。
自分のパーソナルカラー以外はダメ、というわけではないそうです。
全体的に似合う色ばかりだと、かえって野暮ったくなることもあるので、そういう時は逆に小物に苦手な色を投入してみると良いですよ、という話でした。
ファッションは基本、自分が好きなものを着て、したいようにすれば良いと思うのだけど、着物は独自の世界があるし、自分のことは案外分からなかったりするので、とても参考になりました。
色無地の染め替えは、お金もかかることだし、もう少し迷ってみてから。