川島織物文化館から貴船へ

徳島からの帰りは京都に寄って、前から行ってみたかった「川島織物文化館」についに行ってきました!

京都駅の観光案内所でチラシを見かけることがあって、「祭の幕」「素敵な帯みつけた」「福を呼ぶ帛紗」・・・など、個人的にストライクゾーンの企画ばかりやっている企業博物館です。

入館料はなんと無料!・・・ではあるのですが、土日祝日がお休みで、予約が必要。

 

京都駅からはちょっと遠くて、電車とバスを乗り継いで1時間程という場所なんですが、結論から申し上げますと、これはもう、わざわざ行って良かったです!

目の保養になりました。

無料だから展示物もそんなに無いのかな・・・なんて思いながら行ったのですが、それは間違いでした。古今東西の貴重な染織品やその制作過程、それにまつわる資料なんかが多数展示されていて、充実ぶりにびっくりです。

1時間近く掛かって見終わりましたが、館内には他にお客さんはいなくて、めちゃくちゃ贅沢な時間でした。

 

川島織物さんは、身近なところだと着物の「帯」、他には「カーテン」などで馴染みがあったのですが、ホール(豊洲シビック等)や歌舞伎座の緞帳も手掛けていると聞いて、一気に親近感が増しました。

 

見学後は、バスで貴船へ。叡山電鉄が昨夏の土砂崩れで部分的に運休しているのですが、そんなことはすっかり忘れていて、どんどん向かってしまいました。

4年半ぶりの貴船神社。奥の院に向かうにつれて、静寂さは高まり、空気は澄んでくる感じです。

木々の緑や川の流れが心地良い。

奥の院までたどり着くと、ベンチでしばらくぼんやりしていました。

またここに来られて良かった。

 

帰りに、兵衛Cafeさんで「できたてわらび餅」の抹茶セットをいただきました。

お椀に入っているわらび餅を、湯豆腐みたいにすくって食べるのです。

柔らかくて美味しい。

ここにも静かな時間が流れていて、ほっとするひと時でした。