先週の金曜日は、4月27日本番の六重唱の合わせでした。
服部和彦作曲個展は、2020年の4月にすみだトリフォニーの予定だったのですが、10月に杉並公会堂に延期、さらに2021年の4月に再延期されたのです。
何度も延期になってしまい、主催の国際芸術連盟さんも大変。
今回はやっと公演できそうなので、リハーサルが始まりました。
個人的には・・・1年延びたからといって、自分のパートだけで細々と練習していたので限界があり、仕上がっているかと言われるとそうでもない(汗)
私たちの歌う「いちめんのなのはなⅡ」は初演だそうで、音もリズムもなかなか難しい(難)
練習もマスク、本番もマスク、で歌わなければならず、大きく息を吸い込むとマスクが張り付いてきたりして、なかなか歌いづらい(汗)
この時期、お客様も呼びにくいし、来ていただけるお客様にもホワイエでご挨拶ができない(悲)
このようにいろいろな困難はあるけれども、本番があるのは嬉しいことです。
見知った顔、初めての顔、音楽仲間にも会えた。皆元気で良かった。
目標をひとつにする人達と音楽を作り上げていく過程は、純粋に楽しい。
自分だけで練習していたパートが、パズルのピースのように嵌って、音楽が立体的になっていく。
今回は重唱だけれど、皆ソリストとしても活躍していて、良い声の人達で、そういう人達と同じ空間や時間を共有できることは貴重だと思う。
今週金曜日にもう一度合わせがあって、次は本番です。
一面に菜の花が咲いていて、空にはうっすら月が出ている、そんな幻想的な光景を思い浮かべよう。