1年前から2度に渡って延期されてきた服部和彦先生の作曲個展ですが、4月27日ついに催行されました。
東京は4月25日から3度目の緊急事態宣言に入ってしまい、なぜこのタイミングで?とハラハラしましたが、やっても良いことになったようです。
23区内の公共ホールはほとんどダメだろうと予想していたので、ちょっと驚きましたが、出来て良かった。
お客様はいつもより少なかったものの、割と入られていましたし、せっかく演奏する以上は誰かに聴いてもらえないとつまらない。
私たちは「いちめんのなのはなⅡ」(初演)を女声6人とフルートで演奏しました。
大きなホールで歌うと、とても綺麗な演奏だったみたいです。
皆衣装は白。
歌っている側からネタばらしをすると、途中までかなり完璧だったのですが、最後のほうで1小節乱れてしまい、それだけが心残りです。
言わなきゃ分からないんですけどね・・・。
でも、そういうのも含めて、生の演奏の良さなんじゃないでしょうか。いつも同じ演奏が良いのなら、AIに演奏してもらったら良いのです。
演奏しているほうも聴いているほうも、ハラハラするのも音楽の良さです!(笑)
他には、器楽のソロや朗読、オーケストラなんかもあってバラエティに富んでいたので、現代音楽に馴染みのない方でも楽しめたのではないでしょうか。
演奏時は、マスクの下に「マスクの骨」みたいなのを、紐を付けて着けてみました。
これで、大きく息を吸っても口に張り付いてこないので、呼吸が改善。
しかし、マスクをして歌うのは不便ではあります。
「あの時はマスクして歌ったんだよね~」と思い出になる日が早く来ると良いですね。