静かなお盆 2021

今年のお盆も四国には帰省せず。

リモート供養(棚経の中継です)をお願いできるお寺には、無理言ってお願いしてみた。

やり方は昨年と同じで、ライン電話に画像付きで。

 

昨年の今頃は、「一年経ったら状況が改善しているに違いない」と思っていたけれど、これには何の根拠もなかった。

世の中的にはワクチン接種がだんだん進んできたので、「今年の夏はどうにかなるかも」と思っていたけれど、デルタ株とかいう変異株が流行り、状況はあまり改善しなかった。

 

3月に徳島で法事をしておいて良かったのだ。

何でもやれるときにやっておかないとダメなのだ、と学んだ。

 

時間にゆとりがあった今年のお盆は、

迎え団子→御霊供膳(おりょうぐぜん)を毎日供える→送り団子、とフルコースでできた。

霊供膳は精進料理でなければならないので、動物性の食材が使えない。

ちくわやハムが使えないばかりか、出汁もこんぶ出汁でないといけない。

料理はあまり得意ではないのだが、工夫してきれいにできると嬉しかった。

 

差し迫った歌の本番もない。

会社の仕事も自宅作業だった(しかしやる気が出なかったため、報告書は全く進まず)。

お天気は悪くて、外は荒れていた。

あまり出掛ける気にもならなかった。

静かに灯明をともし、先祖供養ができたのは、意外と良かったりした。