今年のお盆も四国には帰省せず。
リモート供養(棚経の中継です)をお願いできるお寺には、無理言ってお願いしてみた。
やり方は昨年と同じで、ライン電話に画像付きで。
昨年の今頃は、「一年経ったら状況が改善しているに違いない」と思っていたけれど、これには何の根拠もなかった。
世の中的にはワクチン接種がだんだん進んできたので、「今年の夏はどうにかなるかも」と思っていたけれど、デルタ株とかいう変異株が流行り、状況はあまり改善しなかった。
3月に徳島で法事をしておいて良かったのだ。
何でもやれるときにやっておかないとダメなのだ、と学んだ。
時間にゆとりがあった今年のお盆は、
迎え団子→御霊供膳(おりょうぐぜん)を毎日供える→送り団子、とフルコースでできた。
霊供膳は精進料理でなければならないので、動物性の食材が使えない。
ちくわやハムが使えないばかりか、出汁もこんぶ出汁でないといけない。
料理はあまり得意ではないのだが、工夫してきれいにできると嬉しかった。
差し迫った歌の本番もない。
会社の仕事も自宅作業だった(しかしやる気が出なかったため、報告書は全く進まず)。
お天気は悪くて、外は荒れていた。
あまり出掛ける気にもならなかった。
静かに灯明をともし、先祖供養ができたのは、意外と良かったりした。