明後日はルーテル市ヶ谷でコンサートだ。
「ホールが開いている限り、なんとか工夫して、コンサートはやろう」と大阪の師匠と覚悟は決めていたものの、オミクロン株の陽性者数がどんどん増えている間は、気が気ではなかった。
メンバーからも問い合わせが来る。
できるの?どうなの?やっていいの?
現在の東京はオミクロン、少し減少傾向。
この時期は雪も降ったりするから、お天気も要注意だ。それもどうにかクリアできそう。
出演者の中でアメリカからなかなか帰国できない人がいて心配したが、その人も元気に帰ってきた。
その他、細かいことも含めると、何だかいろいろあったような気がするなぁ・・・。
コンサートやオペラをやっている時はいつもそうなのだ。
ダンジョンに仕掛けられているトラップや宝箱をひとつひとつクリアしながら進めていく、ロールプレイングゲームのようだ。しかも攻略本は売っていない。
そして、やっとここまできた。
明後日は予定通りいけば、本番だ。
ホールで演奏できることは幸せである。
ホールは楽器だと思う。明後日のルーテル市ヶ谷は、歌うとどんな感じなんだろうか。
ソロの曲も楽しみだけど、師匠と歌う重唱も超楽しみである。
本番でしか得られない高揚感もある。
こんな時期なので、たくさんのお客様に声をかけることは出来なかったけれど、それでも新規で来てくださる方もいて、ちょっとワクワクする。
新規の方からさらに新しいご縁が広がっていったりもする。
大変な中、飽きもせずこんなことをやっている私は、やはり音楽が好きで、それを届けたいのだと思う。