2週間ほど前、3回目の新型コロナのワクチンを打った。
ファイザー×ファイザー×ファイザー。
私の場合、1回目2回目とも発熱せず倦怠感程度だったので、スケジュールはあまり気にせず、気軽に打ったのだった。
このところ疲れているし、喉がイガイガするなぁとは思っていたが。
この頃の私は、だいぶ強気だった。
そしたら、打った次の日に身体が熱っぽく、だるい。
測ってみたら、37度台の発熱である。
さらに翌日には咳も出始めたので、この熱はワクチンのせいなのか、風邪のせいなのか、全く不明だった。
熱は1~2日でひいたが、咳が残ってしまった。ごほごほごほ。
街角でやっているPCR検査を受けに行った。主治医には「必要ない」と言われたが、仕事に行ったり人に会ったりする関係上、不安材料は取り除いておきたい。
結果は次の日に出て、陰性(-)。
ちょっと安心したが、それで症状がおさまるわけでもない。
日常生活が送れるのと、人前で演奏できるのとの間には、だいぶ距離がある。
迷った末に、4月14日の豊洲シビックセンターホールのコンサートはキャンセルした。
良いホールだったし、何度もピアニストと練習も重ねてきたのに、残念なことである。
来場予定だったお客様にも申し訳なかった。
こういう時、多少体調が悪くても出来る昼間の仕事(会社)には精神的に救われている部分がある。
夜や週末は、録画したTV番組やネットフリックスを観てだらだら過ごした。
ネットフリックスのコンテンツの充実ぶりには脱帽である。
DVDでオペラを観ようかとも思ったが、歌えないプレッシャーがかかって苦しくなるので、観られなかった・・・。
ゲームをやったり、ネットで無駄な買い物をしたり、もうだらだらである。
そういうのもたまには良いけど、そろそろ元の状態に戻りたい。
そろそろ許してください。
あと、ワクチンを打つのは、少しでも体調に不安があるときはやめたほうが良いのだな、と痛感した。