先日のお香の会は「十炷香」(じっちゅうこう)でした。
いきなり本香が10包焚かれるのです。
この中には4種類の香りがある。
具体的には「一の香」が3包、「二の香」が3包、「三の香」が3包、「ウの香」が1包、講師の先生が包みに入れて準備し、良く交ぜて、参加者全員で聞いていくのです。
難しいわ~。
同じ「一の香」でもいつも同じように香るとは限らない。お香の難しいところでもあり、面白いところです。自然のものなので、同じ香木でも場所によって少し違うんですね。焚く火加減(?)もあるし。
4種類のはずなのに、なんだか6種類以上あったわ(笑)
この日の茶話会の和菓子は「皆既月食」がテーマでした。
和菓子の中に小宇宙が表現されているのです。
いつもながらの美しさと美味しさにうっとり。
そういえば、11月8日の皆既月食では、夜空に釘付けになりました。
オレンジ色に光る不思議な月をオペラグラスで観察しました。
皆既月食と惑星食が同時に起こるのはたいへん珍しいことだそうで、日本で見られた惑星食は442年前(土星食)、今回(天王星食)、次は322年後(土星食)なんですって。
こうやって書いていても、全然現実味がないんですけど、今はとにかく時代の転換期、という気がします。
不思議な時代に生きている気がする。
これからどんな時代になっていくのだろう。
私はこれからどうしていこうかしら。